[2019海外買い付け]スウェーデン・ストックホルム その2
27日目 2019年8月5日(月)
明日はとうとう帰国の日。というわけで今日は買い付けたものをすべて発送しなければいけません。バナナ箱2つと、スーツケースも同時にパッキングしていくのですが、これがなかなか難しい。重量を考えずに買い付けしてきたものを、いい具合に振り分けなければいけないからです。スーツケースは25kgまで、バナナ箱は1kg単位で値段が上がるので、頑張って調整したいところ。朝8時半に起床して、黙々と作業をして17時すぎにようやく2箱発送を終えました。ふらふら。そしてカロリーメイトみたいなのを合間に食べただけで、空腹も限界。しかし全発送を終えたあとの達成感たるや。
思いついて、Meatballs For the Peopleに行く。その名の通り、スウェーデン名物のミートボールのお店です。今回初めて本格的な買い付けの旅を経験したわけですが、忙しくてご飯をゆっくり食べる時間をとれなかったので、ようやくちょっと旅行気分を味わえて嬉しいひとときになりました。
去年行った「ペリカン」というレストランのミートボールはおいしかったけど量がとても多いので、1人だとこっちの店のほうがいいかも(2018年の買い付け日記参照)。このIPAのビールがめちゃくちゃおいしかった!ちなみに18時頃行ったら行列できてて、20分ぐらい待って入りました。
やり切った!という解放感のなかで、おいしいビールとご飯を楽しむというのはなんて幸せなことなんでしょうか。ほろ酔いでふわーとしながら向かったのは、Fotografiskaという写真の美術館。行きたかったところ!そしてここは23時まで(週末は深夜1時まで)開いているので、心強い。
一通り展示を見たあとは、最上階のカフェへ。ここから見る景色がきれいだというので。
この時期のヨーロッパは日が長い。時刻は21時前。ちょうど夕陽が沈むところを見れた。ガムラスタンの景色が赤く染まる。わたしはカヴァを飲んでまたほろ酔い。
外に出て、Slussenまで歩く。ほんのりと残っていた夕暮れの赤色から青く変わっていく空と街の灯りが本当に美しい。そんな景色を眺めていたら、あれだけ疲れていたのに、明日からまた買い付け旅をもっかいやってもいいな、とふと思う。日本に帰りたくないなとも思う。
4週間の旅であらためて思ったことは、海外での生活が嫌いじゃない、むしろ好きだということ。わたしは海外にいるとどこか気持ちがラクになる感覚があります。ただの「外国人」になれるからなのかな。年齢とか、結婚してるかどうかとか、服がどうとか、あんまり考えなくていい。もちろんずっと住むということになれば話は違うんだろうけど。海外で仕事探してみようかな〜なんて自由に空想しながら、宿へと帰りました。