[2019海外買い付け]スウェーデン南部 その3
3日目 2019年7月12日(金)
長丁場の旅なので無理はせず、今日は買い付けはお休みにして朝から事務作業や梱包をゆっくりしようと思っていたけど、昼すぎに作業が片付いたのをいいことに、やっぱり買い付けに出かける。
ルンドは本当に緑が多くて、歩いているだけで気持ちが良いです。街ものんびりとしているので、旅行に来ているよりも住んでいる感覚になります。日本でもどこの国でも、住んでいる気分になれる旅が好き。
歩いていると目につく植物たち。植え込みの植物も日本とはまた様子が違っていてどこか北欧っぽい。
スウェーデンで買い付けをしていていると植物モチーフのものをよく見かけますが、なるほどそれは自然が身近にあるスウェーデンだからなんだなと納得。さまざまな品に見られる色合いも、街で見かける植物の色とよく似ていて、自然とのつながりを感じます。どんな色かというと、白が入ってたり少しくすんでたりする優しい色。街並みも、街ゆく人が着ている服もそう。だからお互いに馴染むんですよね。そうやって文化がつくられていくのかしら。面白いな。
買い付けの合間。トイレに行きたくなってお店を探してたら「ハッピーアワー!ビール+ナチョス」の看板にひかれて入ったお店。チャーミングなお兄さんがめちゃくちゃ優しくて◎。しかしビール飲んだからまたこのあとトイレ行きたくなるという...
さてと。宿に戻ったらさっそく今日買った分を梱包していきます。そうなんです。買い付けをすれば、梱包をしなければなりません。たくさん買えば、送る箱も増えます。当たり前のことなんだけど、この当たり前のことを痛感するのが海外買い付けなのかもしれません。
しかし、買ったら買った分だけ梱包作業や発送業務が発生するということをわかっていながらも、この仕事量やそれにかかる時間(+疲労)というものが最後まで読めず、この旅でわたしは気絶しそうなほどハードな日々を過ごすことになります(アホ)。
1日のスケジュールとしては、だいたい朝から夕方まで買い付けをして、帰ってきたら夜中まで梱包、発送作業のある日は箱に詰めていくのですが、これもまた時間がかかるので朝を迎えることも(思い出しただけで疲れる)。じゃぁ買う量を調整すればいいわけですが、それはできない相談なのです。物量を確保しなければいけないのはもちろんですが、それよりもやっぱり買わずにはいられないのです。もう手に入れることはできないものを目の前にすると。
出発前は、たまに休日を挟もうと思っていたのですが、都市の移動があるとそれまでに荷物を発送しなければならなかったりとなかなか難しくて。なにぶん時間管理が下手すぎたわけですが、でもこれは梱包や箱詰めに不慣れだったのも大きい、はず。次はもっと時間を短縮できると思うので、働き方改革を考えていきたいと思います。